夏と言えば、皆さんは海や山、そして夏祭りや花火を思い浮かべると思います。
大阪の夏と言えば「なにわ淀川花火大会」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今回は、「なにわ淀川花火大会」の歴史から例年の屋台の出店数、毎年の来場者数や留意点などをご紹介していきます。

1.始まりから現在まで
「花火大会の始まり」
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淀川花火大会は平成元年から、「平成淀川花火大会運営委員会」によって「平成淀川花火大会」として17年もの間続けられ、地域の住民による支援と関わりをもって、18年からは現在の「なにわ淀川花火大会」と生まれ変わりました。 改名した後も現在まで、大阪の活性化に貢献し、地域の人々の暖かい応援を受けて受け継がれている夏の大阪の伝統でもあります。

2.屋台の数と毎年の来訪者データ
「屋台は出店するのか?」
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全国的に見ても大規模な「なにわ淀川花火大会」は、毎回大きな規模で行われるため、もちろん屋台も数多く出店しています。
例年、約500店の屋台が並び、特に十三会と梅田会場に集中して出店しています。
15時から21時くらいまで出店しているそうです。
かき氷はもちろんのこと、フランクフルトや焼きそば、とうもろこしやうなぎ釣りなど、お店のバリエーションも豊かなようです。

「来訪者は毎年どれくらい?」
これまで約53万人の人出と言われている「なにわ淀川花火大会」ですが、会場周辺は当日大混雑するようで、特に十三会場の方が混雑すると言われています。

3.無料席と有料席
「有料席について」
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毎年、会場には有料閲覧席が設定されており、今年(2022年)は下記のような料金体系になっています。
〈十三会場〉
・エキサイティングシート:大人11,000円・子供5,500円(エリア指定席)
・アリーナシート:大人9,000円・子供4,500円(エリア指定自由席)
・団体:大人10,000円・子供5,000円(団体指定席)
・ステージシート:大人10,000円・子供5,000円(エリア指定席)
・納涼船:大人22,000円・子供11,000円(完全指定席) 〈パノラマスタンド〉
・ライトスタンド1:大人4,500円・子供2,500円(エリア指定自由席)
・タイトスタンド2:大人4,500円・子供2,500円(エリア指定自由席)
・ライトスタンド3:大人4,500円・子供2,500円(エリア指定自由席)
・レフトスタンド1:大人4,500円・子供5,500円(エリア指定自由席)
・レフトスタンド2:大人4,500円・子供2,500円(エリア指定自由席)
・レフトスタンド3:大人4,500円・子供2,500円(エリア指定自由席)
なお、当日券の販売はアリーナシート(大人11,000円・子供5,500円)とライトスタンド3(大人5,000円・子供3,000円)、レフトスタンド3(大人5,000円・子供3,000円)のみであり、さらに今年は観覧可能なのは十三会場のみとのことでした。

4.その他必要情報
「交通機関の混雑具合」
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毎年、花火を見ようと大勢の来訪者が殺到するため、交通機関も非常に混雑することが予想され、電車の遅延や渋滞も酷くなると思います。
過去のSNSなどの情報では、16時の段階で会場近くの駅や道路が人で埋め尽くされていたとのこと。
ですので、会場到着の時間を15時以前にするなど、計画的な行動が望まれます。
また十三駅は例年非常に混雑しますので、阪急電鉄「南方駅」や地下鉄「西中島南方駅」などの別の最寄り駅を利用することもおすすめします。

「混雑予想について」
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その他、場所や時間での混雑状況ですが、例年の予想だと花火の打ち上げ開始時は広い場所などに人が集中する可能性があり、打ち上げ終了前から帰宅を開始する人もいるため、終了10分前から徐々に混み合っていきます。
帰宅については、この予想を見越した行動を取る人や、宿泊を計画する人もいるようです。

5.まとめ
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以上、淀川花火大会について、簡単にまとめてみました。
淀川の水面に反射する大迫力のスターマインを楽しみつつ、混雑の回避や必要ならばチケットの確保など、皆さんも計画的な行動を取ってひと夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。