ある日、記事作成の為の情報収集で地図を眺めていると、こんな場所を見つけました。

特に、

ここの細長いところが妙に気になったので、実際に見にいくことにしました。

松原市に挟まれた細長い「大阪市」を見に行く
大体は大和川を挟んだ向こう側はそれぞれ、堺市・松原市と別の自治体なのですが、少しだけ大阪市の地域もあるようです。
あの細長い地域もその一つで、今回やってきたのは東住吉区矢田という地域です。
行基大橋を渡り、その地域・矢田七丁目へと入っていきます。
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まずは
阿麻美許曽(あまみこそ)神社へ。
矢田地域を守るこの神社は、おおよその創建年は分かっているものの、その他の由縁についてははっきりしていないそうです。
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境内に入り、財布から5円玉を投げ入れ参拝。
ありったけのお願いをし終わり社を背に向けると、
かなたへ延びる一本道が見えます。
その一本道が細長い大阪市の始まりなのですが・・・。
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上の地図の細長い大阪市の正体は神社の参道だったのです。

なぜ細長い大阪市が誕生したのか?
話は江戸時代にさかのぼります。
この地域は小さな村が密集しており、現在の東住吉区矢田・松原市天美はそれぞれ矢田村、天美村という一つの村でした。
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そんな中に起こった出来事が大和川の水害対策による付け替え工事です。
正直私も調べるまで分からなかったのですが、
現在見る大和川は人の手で作られたものでした。
その為矢田村は南北に分断されることになります。
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後に矢田村の南側は天美村、現在の松原市に編入され、松原市天美として、ただし神社に関しては
「矢田村の守り神だし、ここは矢田村のままで」
ということで天美村に編入されることなく、矢田村、現在の東住吉区矢田として現在に至るのです。
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・・・手書きですいません。

参道を歩いてみた
実際に参道を歩いてみました。
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住居は大阪市・道路は松原市。
ごみを捨てるときにはどっちの市で捨てるのでしょうか。
大阪市は有料ゴミ袋がないので気になりました。
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道路の舗装も違うような・・・。
地図を見る限り、中央を境目に手前が大阪市、奥が松原市なのですが、
関係があるのかどうかも気になります。

手前のカーブミラーが松原市なので、駐車場も松原市と思いきや・・・。
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駐車場の住所表示には「矢田」の文字がありました。
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ものすごい大きな鳥居は関西出雲大社・久多見神社。
この神社は松原市にあります。
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地図は見てみると結構面白い!
今回は東住吉区矢田七丁目を歩いてみました。
あっちは大阪市、こっちは松原市だ!と地図をたどりながら歩くとなかなかおもしろいものがあります。

地図を片手に散策してみるのも、新たな興味発見につながるかもしれません。
また面白そうな地形があればご紹介したいと思います。

参照:https://www.city.osaka.lg.jp/higashisumiyoshi/page/0000032765.html


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